著者名: Fabrice Mainguené

Fabrice Mainguené
- Product Owner -Fabrice Mainguenéは、2016年11月に4D Programチームに参加しました。プロダクトオーナーとして、彼はユーザーストーリーを書き、それを機能仕様に変換する役割を担っています。CNAMでコンピュータサイエンスの学士号を取得した後、FabriceはWindev開発者として小さなソフトウェア出版社に入社しました。その後、彼は産業および貿易分野のさまざまな企業で、Windev および Web 開発者として、また新機能の技術アドバイザーとして働きました。
製品 blank

Gmail API を使ったメール送信

私たちはメール通信の重要性を理解しており、電子メールの送信は現代のアプリケーションにおいて頻繁に必要とされるものだと認識しています。Gmail を使用している多くのユーザーより、Gmail API を使ったメール送信を容易にする API を望む声を頂いています。OAuth2.0 の統合は、Gmailサーバーとの接続を確立するために不可欠でした。

4D v20 R2 では、Gmail との連携を容易にするための最初の一歩として、メール送信コマンドを実装しました。

製品 blank

4D NetKit: OAuth2認証の強化

4D v19 R3 では、OAuth 2.0 を介してアプリケーションを Microsoft Graph API に接続することが、4D NetKit を使用することで非常に便利になりました。

そして、4D v20 R2 では、Google API その他の OAuth 2.0サーバー OAuth 2.0トークンをシームレスに取得できるようになりました。さらに、この認証プロセスのアプリケーションへの統合をさらに強化するために、トークンを受け取ったら、独自のHTMLページを Webブラウザーに直接表示 できる機能を導入しました。

詳細はこちらをご覧ください!

製品 blank

WebSocketクライアント

今日の相互に接続された世界では、Webサイトや IoTアプリケーションにおけるリアルタイム更新は非常に重要です。

サイトやアプリケーションに瞬時に情報を配信する方法として、サーバーとクライアントの間に双方向通信のチャンネルを提供する WebSocketプロトコルを使用することができます。4D v20 より、4D.WebSocketServer クラスで WebSocketサーバー を作成することができます。v20 R2 では、4D.WebSocket クラスで WebSocketクライアントを作成し、WebSocketサーバーに接続することができます。

ヒント blank

4D View Pro: ピボットテーブルを作成する

ピボットテーブルは、大量のデータを素早く要約して分析し、データの比較やパターン、傾向を確認することができる最も価値のある機能の一つです。4D v19 から、ピボットテーブルは 4D View Pro に搭載されています。このブログでは、リボンインターフェースを介してピボットテーブルを使用する方法について説明します。

製品 blank

IMAP: メールボックスID とメールキーワード

4D v20 では、IMAPトランスポーターに非常に便利な機能が 2つ追加されました!

IMAPメールサーバーやクライアントの中には、メール内のカスタムキーワードを管理し、固有の機能を利用する必要があるものがあります。

また、IMAPトランスポーターにメールボックスID のサポートを追加し、名前を変更した後でも、メールボックスを識別できるようにしました。

製品 blank

未定義値との比較

ORDA やクラスなどのオブジェクトが登場して以来、未定義 (undefined) 値を扱うことが多くなりました。

もっと簡単に扱えるようにしてほしいという声もあり、v20 からは、どんな型の値でもエラーなしに未定義値と比較できるようにしました。

製品 blank

新しいビルトイン WebSocketサーバー

相互接続が増しつつある世界においては、Webサイトや IoTアプリケーションがリアルタイムで更新されることが重要です。

相手に瞬時に情報を配信する方法として、サーバーとクライアントの間に双方向通信のチャンネルを提供する WebSocketプロトコルを使用することができます。v20 より、4D は WebSocketサーバーを作成するためのコマンドを提供します。

製品 blank

POP3: メールヘッダーのみのダウンロード

POP3 を使用して電子メールを取得する場合、メッセージ本文をダウンロードせずに、メッセージヘッダー (送信者、件名、日付などの情報を含む) だけを取得することが可能です。

ヘッダーのみを取得することは、メールボックスのメッセージリストを素早く目を通し、どのメッセージをダウンロードして読むかを決定したい場合に役立ちます。

4D v20 から、POP3トランスポーターの .getMail() 機能に新しいパラメーターが追加され、メールを本文なしで受信できるようになりました。この機能は、既読メールの削除を誘発しないので、Gmail を使用している場合は、さらに便利です。

製品 blank

Microsoft 365: Microsoft Graph APIによるメールフォルダーの作成・削除・名前の変更

電子メールなどの Microsoft 365 のデータにアクセスする方法として、Microsoft は IMAP と POP3 の Basic認証を廃止し、Graph API をますます推進するようになっています。

4D v20 で、フォルダーを管理するための機能セットが追加されたことにより、Microsoft Graph API を使ったプログラミングでメールボックスを管理する機能が 4D NetKit に揃いました。