4D Write Pro: 表組みのセル結合
表組みは、4D Write Pro ドキュメントにおいて最も重要な要素の一つです。4D v20 R2 では、表の情報をより整理して表示できるように、セルの結合 が可能になりました!
セキュリティ強化: OpenSSL 3.1 を 4D で採用
データセキュリティが肝要である現代において、セキュリティライブラリのアップデートは極めて重要です。
4D v20 は、OpenSSLライブラリをバージョン1.1 から 3.1 にアップグレードすることで、大きな一歩を踏み出しました。
この前進は、4D デベロッパーに多くの利点と改善をもたらし、高度にセキュアなだけでなく、非常に効率的なアプリケーションの構築を可能にします。
では、これらの利点を詳しく探ってみましょう。
WebSocketクライアント
今日の相互に接続された世界では、Webサイトや IoTアプリケーションにおけるリアルタイム更新は非常に重要です。
サイトやアプリケーションに瞬時に情報を配信する方法として、サーバーとクライアントの間に双方向通信のチャンネルを提供する WebSocketプロトコルを使用することができます。4D v20 より、4D.WebSocketServer クラスで WebSocketサーバー を作成することができます。v20 R2 では、4D.WebSocket クラスで WebSocketクライアントを作成し、WebSocketサーバーに接続することができます。
Build4Dコンポーネントでスタンドアロンアプリケーションを作成する
新しい build4D コンポーネントが数ヶ月前から GitHub で公開されており、これを使って コンパイル済みプロジェクトやコンポーネント を簡単に作成することができます。このコンポーネントの新しいバージョンでは、シングルユーザーアプリケーションを生成できるようになり、開発ワークフローの可能性が広がります。
tool4D が v20 から利用可能になったことで、アプリケーション生成プロセスを CI (継続的インテグレーション) ツールに統合することが驚くほど便利になりました。
それでは、詳細を掘り下げていきましょう!
4D v20 R2 ベータ版 本日より開始
4D v20 R2 のベータテストが開始したことを発表いたします!
成功裏にリリースされた 4D v20 LTS に続き、この新バージョンはさらに強化され、見逃せないエキサイティングな追加機能を備えています!
4D v20 R2 Beta が提供するすべてを明らかにしましょう:
- 新しく導入された 4D Write Pro 表ウィザード は、エンドユーザー向けの直感的なツールです。これを使用することで、ビジネス要件に合わせてオーダーメイドされた、デベロッパー提供のテンプレートを活用できる様になります。
- 強化された エラー管理機能 により、包括的かつタイムリーな情報をインターフェース内で提供することで、ユーザーフィードバックを向上させることができます。
- 4D View Pro に導入された新しいファイル形式 “.sjs” は、大きなファイルを扱う際に発生するパフォーマンスに問題に対処するために設計されました。
- Gmail API を使用したメールの送信機能により、通信機能が拡張されました。
- Visual Studio Code 拡張機能 にコード整形を可能にする機能が加わりました。
- それだけではありません: 4D v20 R2 の新機能
4D v20 LTS 登場!
これまでで最も機能豊富な 4D のバージョンである、4D v20 LTS がリリースされました!
過去数年間、私たちは 4D をかつてないスピードで前進させてきました。オブジェクト指向プログラミング (OOP) やクラスといった最先端のコンセプトを導入し、JavaScriptや TypeScriptのような人気言語の親しみやすさや直感性に匹敵するように 4Dランゲージを改良し、データアクセスの革新的な方法である ORDA を導入するなど、様々な進化を遂げてきました。
4D v20 では、Visual Studio Code エディターの統合、テンプレートベースのドキュメントジェネレーターとしての 4D Write Pro の素晴らしい可能性、モダンなアプリケーションUIを構築するための機能が実現されています。
それだけではありません! 以下のハイライトをチェックしてください:
4Dアプリのヒントとコツ – 2023年6月版
by Add Komoncharoensiri, Director of Technical Services at 4D Inc
4Dナレッジベースは、4Dテクノロジーに関する情報ライブラリです。
4Dナレッジベースは、4Dテクノロジーに関する情報を集めたライブラリで、毎週技術的なTipsや毎月の技術ノートを積極的に公開しています。もし、前回のナレッジベースでのヒントを見逃されても大丈夫です。
このブログでは、20のTipsをご紹介します:
4D for Mobile がオープンソースに: コミュニティのための大きな一歩!
4D View Pro: ピボットテーブルを作成する
ピボットテーブルは、大量のデータを素早く要約して分析し、データの比較やパターン、傾向を確認することができる最も価値のある機能の一つです。4D v19 から、ピボットテーブルは 4D View Pro に搭載されています。このブログでは、リボンインターフェースを介してピボットテーブルを使用する方法について説明します。
クラスプロパティの宣言
4Dランゲージは常に改良を続けています。v20 では、クラスの使い勝手を良くする新機能として、”宣言されたクラスプロパティ” をお届けします。クラスプロパティを宣言することで、オートコンプリートを大幅に改善し、コンパイル時に分かりやすいエラーを出すこともできます。その方法を詳しく説明しましょう!